2026.08.23
通常カラーとオーガニックカラーの違い|難波の理容室 荘司調髪所
まいどです!荘司調髪所オーナーの西村です。
「白髪が気になってきたし、そろそろ染めよかな」と思いながら、なんとなく足が向かへん。そんな方、けっこういらっしゃいます。
理由をうかがうと、だいたい同じところに行き着きます。「あのツンとした匂いが苦手」「頭皮がピリピリするのが嫌や」。よく分かります。うちに来られるお客様からも、同じ声をよく聞きます。
荘司では、通常のヘアカラーに加えて、有料オプションでオーガニックカラー「ヴィラロドラ」をお選びいただけます。今日はこの2つがどう違うのか、お客様ご自身で選んでいただけるように、書いてみます。
そもそもヘアカラーって、髪と頭皮に何が起きてるん?
まずここを押さえておくと、あとの話が分かりやすくなります。
一般的なヘアカラー(酸化染毛剤・いわゆるアルカリカラー)は、髪の中で3つのことが同時に起きています。日本化粧品工業会の説明を借りると、こうなります。
- アルカリ剤が髪を膨潤させて、成分が中に入りやすい状態をつくる
- 過酸化水素が、髪のもともとの色(メラニン)を脱色する
- 同時に酸化染料が酸化されて結合し、発色する
つまり「元の色を抜く」と「新しい色を入れる」を一度にやっているわけです。よく染まる仕組みであると同時に、髪と頭皮にそれなりの負担がかかる仕組みでもあります。あの独特の匂いも、この過程で出ています。
ここは大事なところなので先に書きますが、カラー剤の種類にかかわらず、ご使用前には毎回パッチテスト(皮膚アレルギー試験)が必要です。日本化粧品工業会も「これまでに何回もヘアカラーを使用してかぶれなかった人でも、ある日突然にアレルギー症状が出ることがあります」と注意を促しています。何年も平気やったから大丈夫、とは言い切れないということです。
当店では、初めてカラーをされる方にパッチテストをおすすめしています。ただ、パッチテストは施術の48時間前に行うものなので、当日その場では間に合いません。ご希望の方は、施術日の2日前までにお立ち寄りいただければ承ります。
実際には、この点をご説明したうえで同意書にご記入いただいて施術に入られる方がほとんどです。どちらにされるかは、お客様にお選びいただいています。
ただし、過去にカラーでかぶれた・かゆみや腫れが出た、という方は、ご来店時に必ずお申し出ください。状態によっては施術をお断りすることもあります。
荘司の通常カラー
まず申し上げておくと、通常のカラーで十分ご満足いただける方はたくさんいらっしゃいます。うちも自信を持ってお出ししています。
しっかり染まりますし、色の選択肢も広い。白髪をきっちり隠したい、明るさを大きく変えたい、という場合はこちらのほうが向いています。
料金は¥10,000〜(税込)です。
有料オプション:オーガニックカラー「ヴィラロドラ」
そのうえで、「匂いがつらい」「頭皮への負担をできるだけ抑えたい」という方に、有料オプションでお選びいただけるのがオーガニックカラー「ヴィラロドラ」です。
ヴィラロドラってどんなカラー剤?
イタリア・ウンブリア州の有機栽培農場で生まれた、プロ用専門メーカーKemon社のオーガニックブランドです。日本ではミルボンが展開しています。
メーカーが公表しているのは、次のような内容です。
- ブランドの全製品が、イタリアのオーガニック認証機関ICEAの認証を100%取得している
- カラー剤は92%が天然由来(1剤と2剤を実際に混ぜた比率での計算値)
- ICEA VEGAN認証を取得し、NEAR NATURE規格を守っている
- シリコーン、パラベン、パラフィン、ラウリル硫酸ナトリウム、パラフェニレンジアミンなどを使わない設計
- オリーブ油、ホホバ油、ひまわり油といった保湿オイルや、オーガニックの植物エキスを配合

ただお伝えしとかないといけないことがあります!
「オーガニックカラーやからアレルギーが出ない」ということはありません。ネット上には「ジアミン不使用」と書かれているものも見かけますが、メーカーの公式な記載は「パラフェニレンジアミンなどは使用しません」であって、ジアミン全般を使っていないという意味ではありません。ヴィラロドラ自身も「ご使用前には毎回必ず皮膚アレルギー試験(パッチテスト)を行ってください」と案内しています。

実際に使われたお客様の声
2021年に、ヴィラロドラで染められたお客様に感想をうかがってまとめたことがあります。そのときにいただいた声です。
- 施術中、全然臭くない
- 色味(カラー)がキレイ
- 施術後の手触りが全く違う
- 頭皮がヒリヒリしない
あくまでお客様それぞれの感想であって、どなたにも同じことが起きるとお約束できるものではありませんが、個人的にはおススメです!
通常カラーとの違い
| 通常カラー | ヴィラロドラ(有料オプション) | |
|---|---|---|
| 仕上がり | しっかり染まる。色の選択肢が広い | やわらかい発色。ツヤ感が出やすい |
| におい | カラー特有の匂いがある | 穏やか。匂いが苦手な方に選ばれています |
| 頭皮への配慮 | 一般的な酸化染毛剤 | 92%天然由来。刺激を抑える設計(メーカー公表) |
| パッチテスト | 毎回必要 | 毎回必要(こちらも同じ) |
| 料金 | ¥10,000〜(税込) | ¥12,500〜(税込・通常カラー+2,500円) |
| 施術時間 | 約70〜90分 | 約70〜90分 |
| 向いている方 | 白髪をしっかり隠したい/明るさを大きく変えたい | 匂いが苦手/頭皮への負担を抑えたい/ツヤを重視したい |
どっちを選んだらええの?
正直なところ、どちらが上ということはありません。
通常カラーで十分な方——白髪をきっちり隠したい。明るさをしっかり変えたい。今までカラーで特に困ったことがない。この場合は通常カラーで問題ありません。無理にオプションを付けていただく必要はありません。
ヴィラロドラが向く方——あの匂いがどうしても苦手。頭皮への負担をできるだけ抑えたい。染めたあとの手触りやツヤを大事にしたい。そういう方には、試していただく価値があると思います。
迷われたら、椅子に座ってから相談していただいても大丈夫です。髪や頭皮の状態を見せていただき、カウンセリングの上ご提案させていただきます。
なお、白髪染め(グレイカラー)も、おしゃれ染めも、どちらも承っています。通常カラー・ヴィラロドラのどちらでも対応できます。「白髪をきれいに隠したい」も「明るい色にしてみたい」も、遠慮なくおっしゃってください。
お時間は、どちらのカラーでも髪の長さや量に寄りますが、大体70〜90分みてください。
まとめ
- ヘアカラーは「色を抜く」と「色を入れる」を同時にやっている。だから髪と頭皮に負担がかかる
- 荘司では通常カラーに加えて、有料オプションでオーガニックカラー「ヴィラロドラ」が選べる
- ヴィラロドラはICEA認証を取得したイタリア生まれのカラー剤。カラー剤は92%が天然由来(メーカー公表値)
- 白髪染めもおしゃれ染めも対応。お時間はどちらのカラーでも約70〜90分
- どちらが上ということはない。目的で選んでいただければ
ひとつだけご注意を。カラー・パーマは18:00が最終受付です。カットは19:00まで承っていますが、カラーはお時間をいただくので少し早じまいになります。お仕事帰りの方はお気をつけください。
荘司調髪所は、大阪メトロ御堂筋線「なんば駅」4番出口すぐ、南海ビルB1にあります。ご予約なしでもご来店いただけます(混み合うときは順番にご案内します)。
では、お待ちしてます!
ご予約はこちら → ホットペッパービューティー